微力でも行動してみる

トルコ・シリア地震の惨状を見て自分は何もできないため、国境なき医師団を通じて寄付をしました。

 

わずかな寄付でこのように公にするのは恥ずかしいのですが、この震災のことで胸を痛めている方が、私の話をきっかけに何か行動することができたらと思い、書くことにしました。

 

国境なき医師団のホームページから少し引用します。

 

国境なき医師団は、国際的な民間の医療、人道援助団体です。」

 

国境なき医師団は、苦境にある人びと、天災、人災、武力紛争の被災者に対し人種、宗教、信条、政治的な関わりを越えて差別することなく援助を提供する。」

 

国境なき医師団の活動資金は、その9割以上を個人をはじめとする民間からの寄付に支えられています。これにより、資金の独立性を保ち、いかなる権力からの影響も受けず、自らの決定で必要な場所へ援助を届けることが可能になります。」

 

被災したシリア北西部は、反体制派地域のため支援が困難であるとニュースで報じられています。

 

国境なき医師団は、地震の前からこの地域で支援を行っており、自らも被災者でありながら地震後すぐに援助を始めたとのことです。

 

私がこの団体を知ったのは10年以上前だと思うのですが、震災後にホームページでシリア北西部の反体制派地域で支援を行っていることを知りました。

 

シリア北西部に支援を届けたいとの思いから、この団体に寄付することにしました。

 

ずいぶん前にアメリカに留学していたころのことですが、学生寮で私の隣の部屋にシリアからの留学生が住んでいました。

 

その学生になにげなく「国に帰らないの?」と聞いたら、「危なくて帰れない」と言っていたのを思い出しました。

 

シリア北西部は、国境なき医師団のホームページによると、長年の内戦、経済低迷、コロナ禍、最近のコレラ流行によってすでに人道危機に陥り、医療体制は限界だったそうです。

 

地震の前から人口の半数以上が避難生活をしているところへ大地震が襲ったという状況で、大規模な支援活動が必要と国境なき医師団は訴えています。