どうか自分を大切に

職場に行かなくなってから、半月たちました。

毎日の森の朝散歩でずいぶん元気になりました。

吐き気が止まり、胃の痛みがなくなり、おなかが空くようになりました。

ずっと下痢気味だったおなかが治りました。

ずっとおなかがゆるいので、そういう体質だと思っていたくらいなのに、うそのように止まりました。

 

退職した職場に用があり、電話をしました。

電話に出たのは、パワハラ上司でした。(思い出すとしんどいので、あまり詳しくは言えませんが)

電話口からの威圧的なやりとりに私の動悸は激しくなり、心臓をギューッとつかまれたみたいに胸が痛くなりました。

電話を切った後は、ぐったりと疲れてしまいました。

 

その後、森に歩きに行きました。

森の中は静かでぽかぽかと暖かく、木々の間からきれいな青空が見えました。

小鳥が枝から枝へ飛んだり、木をつついたり、しっぽを上下にふったりする光景を見ているうちに、私は落ち着きを取り戻しました。

そして、退職したのは間違いじゃなかったんだなぁーと思いました。

電話で自分の身体が思いがけない反応をしたことに驚き、気がついたのです。

自分の気持ちに蓋をして気づかないふりをしていたけど、身体は悲鳴を上げていたということに。

 

その上司が異動してきてからたった9か月の間に、その人が理由で正職員が6人退職しました。

職務に忠実に、まじめに働いてきた同僚たちでした。

そのような人たちだったからこそ、よけいに辛かったのではないかと思います。

職務に忠実にまじめに働いていても、パワハラは起こります。

今そのような目にあっている人には、「自分の心や身体を理不尽に傷つける人から逃げて」と言いたいです。

どうかご自分の心と身体を守ってください。

生活の心配があるかもしれませんが、心と身体をこわしては本末転倒です。

どうかご自分を大切にされますように。