1か月生活するのにいくら必要かを1年間調べたら

若い時からどんぶり勘定をモットーとしていた私ですが、去年の秋から家計簿をつけ始めて生活が激変しました。

今年1年間で、一人分のささやかな生活費1年分くらいの貯金をすることができたのです。

といっても決して収入が多いわけではありません。

どちらかというと少ない方だと思います。

それまでは家計簿などはめんどうくさくて続かず、自分の生活費がどのくらいなのかもよくわかっていませんでした。

ねんきん定期便というはがきが、誕生月に来ますよね。

去年それを見て、「これは、やばい!私は生活していけるのだろうか」と思ったのがきっかけでした。

それで「つけるだけで節約力がアップする家計ノート」というのを買ってきて、つけ始めました。

これが正解でした。

この家計ノート、つけるのが簡単で無精な私でも続けることができたので、自分が1か月生活するのにいくら必要なのかがわかるようになりました。

また、ネットや本でお金について調べまくり、次のことを実行すると「節約、節約」と無理しなくてもお金がたまり始めました。

やったことは、

〇惰性で払っていた○○会費みたいなものを退会した。

自動車保険をネットの保険会社に変えた。

がん保険を解約した。

〇携帯を大手から格安スマホに変えた。

〇ポイントがたくさん付き、ポイントを生活費や本代に使いやすいカード会社に変えた。

〇使うかもしれないからとなんとなくまとめ買いすることをやめた。

〇買い物の前に「今本当に必要か」とよく考えるようになり、衝動買いが減った。

ふるさと納税をし、返礼品でお米や肉などをもらって食費を浮かせた。

〇ストレス解消にとひんぱんに遠出するのをやめ、近くで楽しみを見つけた。(外出自粛もあったので)

家計ノートを1年続けてみると、私は自分が思うほどお金をかけずに生活できていることがわかりました。

この度の退職にあたり、やむをえずセミリタイアになっちゃっても、なんとかやっていけるかなと思ったのはこういうわけです。

たまたまタイミングが重なりましたが、普段から家計のことに真剣に取り組んでおいて良かったなと思いました。

家計のことがきっかけで、自分はどのような生活をしたいかや自分の夢についても具体的に考えられるようになりました。

節約で浮いたお金は、夢への自己投資に使っていくつもりです。

お金の勉強はまだ途上なので、来年も継続して学んでいきたいと思います。